三田市から腰痛の相談先を探している方へ
三田市にお住まいで、腰の痛みを抱えながら「近所で通える院がない」「通っているけれど毎回同じ繰り返しで変わらない」と感じている方がいます。整骨院で電気治療とマッサージを受け、その日は少し楽になるものの翌週にはまた同じ痛みが戻ってくる——これを何ヵ月も繰り返しているという声は珍しくありません。
三田市から丹波篠山市までは、阪神高速北神戸線・国道176号を経由して車で約40〜50分です。決して近くはありません。しかし、「距離は近いけれど何ヵ月通っても変わらない院」を続けるより、「少し遠くても原因を見きわめようとしてくれる院」に一度相談してみるほうが、結果的に早く楽になることがあります。
この記事では、腰痛がなぜ長引くのか、何をするとかえって回復が遅れるのか、今日からできるセルフケアの具体的な手順を正直に説明します。当院への来院を検討するかどうかは、この記事を読んだうえで判断してください。先にお伝えしておくと、当院の施術はすべての方に同じ結果が出るわけではなく、症状によっては病院での精密検査が先決です。その判断基準も後ほど説明します。
兵庫県丹波篠山市|完全予約制
読むだけでは変わらない痛みは、一度ご相談ください
藤井翔悟治療院 丹波篠山院では、テレビ・医師向けメディアに出演する理学療法士 藤井翔悟の筋膜アプローチで、 痛む場所ではなく“原因の場所”から整えます。初回 2,980円/営業時間 10:00〜17:00(完全予約制)。
この記事でわかること(結論を先に)
読み進める前に、この記事の結論を3つ示します。
(1)腰痛の約85%は「非特異的腰痛」で、画像に写らない。 世界的な腰痛研究(Hartvigsen et al., Lancet 2018)では、腰痛全体の85%前後が特定の構造的原因を持たない「非特異的腰痛」に分類されています。「レントゲンで異常なし」と言われても痛みは本物であり、原因が「画像に写らない場所にある」ことが多いのです。
(2)長引く腰痛には、筋肉よりも「筋膜」の状態が関わっている可能性があります。 慢性腰痛の方の腰部筋膜は、痛みのない人に比べて層間の動き(シアー動)が約20%少ないという研究があります(Langevin et al., BMC Musculoskeletal Disorders, 2011)。「揉んでも翌日に戻る」のは、筋肉の緊張だけが問題ではないからです。
(3)痛む場所と、原因がある場所は違うことが多い。 腰が痛くても、原因の本体は臀部の硬さ・股関節の可動域不足・胸椎の動き方にあることが珍しくありません。痛む腰だけをほぐし続けても根本の変化が出にくいのはこのためです。
これらをふまえたうえで、自分でできることと専門家に任せるべきことを整理していきます。
腰痛の正体——なぜ「原因不明」が多いのか
腰痛は日本でもっとも多い運動器の悩みのひとつです。世界的に見ても、Hartvigsen らの研究(Lancet 2018)では腰痛を抱える人は全世界で5億4千万人を超え、これは他のどの部位の痛みよりも多い数字です。それほど多くの人が腰痛に悩むにもかかわらず、なぜ「原因不明」という言葉が使われるのでしょうか。
腰痛は大きく2種類に分けられます。ひとつは椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・骨折・腫瘍・感染症など、画像や検査で構造的な原因がはっきりと特定できる「特異的腰痛」です。もうひとつが、精密検査をしても明確な構造的原因が見当たらない「非特異的腰痛」で、これが全体の約85%を占めます。「レントゲンには何も映らないのに痛い」という状態がまさに非特異的腰痛です。
非特異的腰痛は「原因がない」のではなく、「現在の検査では写らない仕組みに原因がある」と考えられています。たとえば筋膜の動き方の変化、関節の動きのパターンの乱れ、神経系の過敏化——これらは通常のレントゲンやMRIには映りにくいのです。
腰の構造は非常に複雑です。腰椎(背骨の腰の部分)は5つの椎骨で構成され、それぞれの間に椎間板というクッションが挟まっています。椎骨の後ろ側には脊柱管があり、そこから坐骨神経などが枝分かれして脚へ向かいます。椎骨を支える筋肉は多裂筋・腸腰筋・脊柱起立筋など複数あり、それらを包む「胸腰筋膜(きょうようきんまく)」という結合組織の膜が、筋肉全体を覆って力を伝える役割を担っています。
この胸腰筋膜の状態が、慢性腰痛に深く関わっている可能性を近年の研究は示しています。次の断面図で腰の構造を確認してみましょう。
腰部の断面構造(腰椎3番レベル・模式図)
胸腰筋膜
脊柱起立筋・多裂筋
皮下脂肪層
椎体(腰椎)
脊柱管(神経の通路)
筋肉(右側)
※模式図。実際の解剖とは形状が異なります
図1:腰部横断面の模式図。骨・椎間板・筋肉・筋膜が複雑に重なり合っている。胸腰筋膜(点線)はすべての筋肉を包む重要な膜組織。
腰痛を「腰の筋肉が疲れているだけ」と考えるのは、この複雑な構造を単純化しすぎています。痛みの感覚は腰で生じていても、その原因は腰以外の部位の動き方や使い方に潜んでいることがあります。
腰痛の分類と目安の期間
急性腰痛
4週間以内
ぎっくり腰もここに含む
多くは自然に回復
亜急性腰痛
4〜12週間
回復が遅れ始める時期
対処の見直しが大切
慢性腰痛
3ヵ月以上続く
全腰痛の約20%
根本原因の特定が必要
図2:腰痛の分類と目安期間。3ヵ月以上続く慢性腰痛は全体の約20%で、放置すると長引きやすい(Hartvigsen et al., 2018 をもとに作成)。
なぜ腰痛は長引くのか——「痛む場所」と「原因の場所」の違い
急性腰痛(ぎっくり腰など)の多くは、安静にしていれば数日〜数週間で自然に回復します。問題は、3ヵ月以上続く慢性腰痛です。痛みがいつまでも消えない理由には、いくつかの仕組みが重なっています。
① 筋膜の動きの低下
前述の通り、腰部の筋膜は複数の筋肉を包み込み、隣接する層とスライドするように動きます。Langevin らの研究(2011)では、1年以上腰痛が続く人は痛みのない人に比べて、胸腰筋膜のシアー動(層間のずれ動き)が統計的に有意に少なかったことが報告されています。これが筋膜の動きの低下を意味するのか、動きのパターンの変化を意味するのかはまだ研究が続いていますが、「慢性腰痛には筋膜の状態が関わっている可能性がある」という重要な示唆です。
② 痛む場所と原因の場所がズレている
腰が痛むとき、私たちは反射的に腰をさすります。しかし、腰に感じる痛みの根本原因が、腰以外の部位にある場合が少なくありません。たとえば、臀部深層にある梨状筋(りじょうきん)が硬くなると腰部に痛みが広がることがあります。股関節の動きが制限されると、その代償として腰椎に過度な負担がかかることもあります。胸椎(背中の上部)の動きが悪くなると、腰椎が代わりに動きすぎて痛みが出るケースもあります。
③ 痛みを避ける動き方が新たな問題を生む
腰が痛いと、人は無意識にその動きを避けるようになります。それ自体は自然な反応ですが、長期間続くと腰周りの筋肉が使われなくなり、さらに機能が低下します。「痛いから動かない→動かないから弱くなる→弱くなるから少し動くだけで痛む」という悪循環に入りやすくなります。
痛む場所と原因の場所のズレ(概念図)
感じる痛みの場所
腰部
ここを施術し続けても
根本が変わらない場合がある
← 痛みを感じる場所
≠
原因が隠れている場所
臀部の硬さ
股関節の制限
胸椎の硬直
体幹の弱さ
原因の場所を探してから
施術するのが基本
図3:「痛む場所」と「原因の場所」のズレ。腰だけを見ていると原因を見落とすことがある。
慢性化を招く悪循環
腰に痛みが出る
痛みを避けて
動かなくなる
筋膜・筋肉の動きが
さらに低下する
少し動くだけで
また痛みが出る
図4:慢性腰痛の悪循環。痛みを避ける行動が筋膜・筋肉の機能低下を招き、さらに痛みを生みやすくなる。
やってはいけないこと——よくある逆効果な対処
腰痛のとき、「これをすれば楽になるだろう」という行動が逆効果になることがあります。よく見られる例を3つ挙げます。
① 長期間の安静
急性腰痛の最初の1〜2日は無理をしないことは大切です。しかし、1週間以上ほとんど動かない状態を続けると、腰周りの筋肉が急速に弱くなり、回復がかえって遅れる可能性があります。現在の腰痛診療ガイドラインでは、急性腰痛であっても「動ける範囲で日常的な活動を維持すること」が推奨されています。ベッドに寝たきりになることは推奨されていません。
② 強い揉みほぐしを繰り返す
マッサージを受けた当日は確かに楽になります。しかし、強い圧力で筋肉を叩き続けることが習慣化すると、組織に微小な炎症が繰り返し生じ、かえって筋膜の動きが悪くなるリスクがあります。また、「揉んでもらわないとつらい」という依存状態が長引き、自分でセルフケアできる力が育ちにくくなります。
③ 自己判断での強いストレッチや鍛錬
「腰が痛いなら腰を鍛えなければ」と思い、急に腹筋運動を始める方がいます。しかし、痛みがある状態でのハードな体幹トレーニングは、痛みをかばう変な動きのまま筋肉を使うことになり、問題のある動きのパターンをむしろ強化してしまうことがあります。痛みが落ち着いてから、適切なフォームで段階的に始めることが基本です。
「やってはいけないこと」は意外と多くありません。大切なのは「何もしない」でも「急激にやりすぎる」でもなく、自分の状態に合ったペースで動き続けることです。
受診をおすすめするサイン——こんな腰痛は病院へ
腰痛のなかには、整体や鍼灸などに来院するより先に、病院で精密検査を受けるべきものがあります。次のサインが1つでもある場合は、まず医療機関(整形外科・内科)に相談してください。
両脚のしびれや脱力が進んでいる ——脊髄や馬尾神経の圧迫が疑われます
排尿・排便のコントロールが難しくなった ——馬尾症候群の可能性があり、緊急処置が必要なことがあります
安静にしていても痛みが強くなる・夜間に激しく痛む ——腫瘍・感染・骨折などが疑われます
発熱・体重減少・全身倦怠感を伴う腰痛 ——全身疾患が関係している可能性があります
転倒・事故の後から急に腰痛が始まった ——骨折の可能性があります
ステロイドを長期間服用している方の腰痛 ——骨粗しょう症による骨折を疑います
上記に当てはまらない場合でも、「何か違う」と感じる直感は大切にしてください。整体・治療院は診断を行う機関ではありません。不安がある場合はまず医療機関でご確認ください。
丹波篠山での腰痛相談について、症状別の詳しい説明はこちらのページもご参照ください 。
自分でできること——今日から始められるセルフケア
病院・整体に行く前から、自分でできることは多くあります。以下は腰痛に対して研究でも一定の根拠があり、かつ安全に実施しやすいセルフケアです。ただし、痛みが強い急性期(発症直後72時間以内)は無理せず休むことを優先してください。
ステップ1:姿勢の「安全地帯」を確認する
まず、どの姿勢でいると痛みが和らぐかを確認します。横向きで寝て膝を少し曲げた状態(膝の間にクッションを挟む)が楽な方は、この姿勢を安静位として使います。仰向けが楽な方は、膝の下に折りたたんだタオルを入れて腰椎の自然なカーブを保ちます。「楽な姿勢がわかった」というだけで不安が減り、痛みの感じ方が変わることがあります。
ステップ2:股関節の前面を伸ばす
腰痛が長引いている方の多くは、股関節前面の腸腰筋(ちょうようきん)が縮んでいます。腸腰筋が縮むと腰椎を前に引っ張り、腰に余分な負担がかかります。
方法:片膝立ちになり(床に膝をつく)、前の脚に体重をゆっくり乗せながら後ろ脚の股関節前面が伸びる感覚を確認します。息を吐きながら20〜30秒、左右それぞれ行います。膝が痛い場合はタオルや薄いクッションを膝の下に敷いてください。
ステップ3:胸椎の回旋を取り戻す
胸椎(背中の上部・肋骨がつく部分)の動きが悪いと、腰椎が代わりに動きすぎます。
方法:横向きで寝て、膝を90度に曲げます。上の腕をゆっくり後ろ(天井方向から背中側)へ回します。腰は動かさず、胸だけを開くイメージで。痛みを感じない範囲で10回、左右それぞれ行います。
ステップ4:ウォーキングを日課にする
歩行は腰椎の安定に関わる筋肉を使いながら、血流を促し、痛みを和らげる効果があるとされています。1回15〜20分程度、痛みが出ない範囲で歩くことを習慣にすることが勧められています。ただし、歩くと足がしびれる・間欠性跛行がある場合は医療機関への相談が先です。
セルフケア 4つのステップ
1
楽な姿勢を
見つける
横向き膝曲げなど
▶
2
股関節前面を
ゆっくり伸ばす
片膝立ち 20〜30秒
▶
3
胸椎の
回旋を取り戻す
横向き 腕を後ろへ10回
▶
4
ウォーキング
を習慣にする
1回15〜20分
図5:腰痛セルフケアの4ステップ。急性期を過ぎたら段階的に始める。痛みが強くなる場合は中止し専門家に相談を。
これらのセルフケアは「必ず改善する」というものではなく、症状が緩和される例があるという性質のものです。個人差があること、そして痛みが強い場合・改善がみられない場合は専門家への相談が必要なことをご理解ください。
当院の考え方——三田市からの来院を検討される方へ
藤井翔悟治療院 丹波篠山院では、最初の施術の前に問診と検査を行い、「痛む場所以外のどこに原因があるか」を特定することから始めます。腰が痛くても、股関節の動きや胸椎の柔軟性、足首の使い方まで確認することがあります。「なぜそこも見るのか」と感じる方もいますが、前述の通り腰痛の原因は腰以外の部位にあることが多いからです。
施術では、強い圧力で叩いたり押したりする方法は使いません。筋膜の滑らかな動きを取り戻すことを目的に、組織の層間がスライドしやすい状態を促す施術を行っています。効果については個人差があり、すべての方に同じ結果が出るとは言えません。それを踏まえたうえで「一度試してみたい」という方に来院いただければ幸いです。
三田市からは、阪神高速北神戸線→国道176号→篠山口インター経由で約45〜50分が目安です。初回は2,980円、2回目以降は10,000円の自費施術です。完全予約制のため、来院前にお電話(075-748-1410・受付は株式会社藤井翔悟事務所)でご予約ください。所在地の詳細はご予約時にご案内します。
三田市から丹波篠山院へのアクセス(概略)
三田市
(出発地)
阪神高速北神戸線
篠山口IC・
国道176号
約15分
丹波篠山市内
(詳細はご予約時に)
総所要時間
約45〜50分
完全予約制・初回2,980円 / 2回目以降10,000円
電話: 075-748-1410(株式会社藤井翔悟事務所受付)
図6:三田市から丹波篠山院へのアクセス概略図。国道176号・篠山口IC経由で約45〜50分。所在地の詳細は完全予約制のためご予約時にお伝えしています。
よくある質問
Q1. 三田市から毎週通うのは現実的ですか?
毎週通う必要があるかどうかは、状態によります。当院では最初の来院時に検査を行い、何回ほど施術が必要になりそうかの目安をお伝えします。初回2〜3回は集中的に来院いただくことをおすすめすることが多いですが、その後は間隔を空けて月1〜2回という方も多くいます。「何回通えば治る」と断言することは難しく、施術の効果には個人差があります。まず初回だけ来院してみて、方向性を一緒に確認することをおすすめしています。
Q2. ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されていても来院できますか?
来院いただくこと自体は可能です。ただし、画像診断を受けた上でどのような症状があるかを問診でしっかり確認します。しびれが進行している・歩行距離が極端に短くなっているなどの場合は、施術よりも先に医療機関での経過観察が適切と判断することもあります。また、手術の適応が明確な場合(馬尾症候群の症状がある場合など)は当院ではなく医療機関をご案内します。
Q3. 整骨院と治療院(整体院)は何が違うのですか?
整骨院(接骨院)は柔道整復師が国家資格を持って運営する施設で、捻挫・打撲・骨折などの外傷に対して保険診療が適用される場合があります。一方、当院のような「治療院(自費施術)」は保険が適用されませんが、外傷以外の腰痛・肩こり・慢性的な不調に幅広く対応しています。どちらが「良い・悪い」ということではなく、症状の種類や目的によって使い分けることが大切です。
まとめ
三田市から丹波篠山院へのアクセスは約45〜50分。遠いと感じるかもしれませんが、腰痛が長引く根本原因を特定し、その場所に対処することで、「近くで毎週揉んでもらう」より早く楽になる例があります。
腰痛の多くは非特異的腰痛であり、画像に写らない筋膜・動きのパターンの変化が関与しています。痛む場所だけを見るのではなく、臀部・股関節・胸椎など全体を評価することが大切です。今日からできるセルフケアとして、股関節前面のストレッチ・胸椎の回旋・ウォーキングを習慣にすることをおすすめします。
なお、両脚のしびれ・排尿障害・夜間の激しい痛みなどがある場合は整体ではなく医療機関へ。本記事はあくまで参考情報であり、診断・治療の代わりになるものではありません。
腰痛でお悩みの三田市の方の参考になれば幸いです。腰痛症状別の詳しい情報はこちら からもご覧いただけます。また、ご来院の際は予約フォーム または電話(075-748-1410)でお問い合わせください。
参考文献
Hartvigsen J, Hancock MJ, Kongsted A, et al. What low back pain is and why we need to pay attention. Lancet . 2018;391(10137):2356-2367. doi:10.1016/S0140-6736(18)30480-X. PMC6016136.
Langevin HM, Fox JR, Koptiuch C, et al. Reduced thoracolumbar fascia shear strain in human chronic low back pain. BMC Musculoskeletal Disorders . 2011;12:203. PMID:21929806. PMC3189915.
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療など医療行為に代わるものではありません。施術の効果には個人差があります。症状が続く・悪化する場合は医療機関にご相談ください。